ちょっとお伝えするのが遅いかもですが、備蓄米のお話しです。
小泉農相が備蓄米を試食して味に大きな違いはないと話していましたが、
実際に古いコメは味や香りの違いがあるのかを比べてみると…
古いコメを炊飯した時の香りを分析した結果、いわゆる「古米臭」の原因と言われ
ている「ヘキサナール」という物質の値に、特徴がみられたということです。

コシヒカリの令和2年産、4年産、6年産の3種類を、同じ水分量で同じ時間を
かけて炊いてみると。令和6年産は、甘い、いい香りがする。令和4年産は、少し
香りに違いがあるが嫌な香りはしない。一方で見た目は、ちょっとツヤが薄く、
そこまでお米がたっていない感じもした。そして令和2年産は、水けが足りない
かという見た目の違いはわずかに感じたが、香りはそんなに違いがわからない。
ということでした。

ちなみに、古米などに適した炊き方や保管方法は、水分量としてはちょっと新米
よりは少なくなっているので、少し多めの水をあげてやる方が良いらしいです。
温度が高くなると、酸化が進むということで味が悪くなるので、冷蔵庫などを使い
保管すると良いそうです。

工夫で美味しく食べられるかもですが、お米でも詐欺サイトが出没しているようです。
国民生活センターが注意喚起　「米を注文したが、サングラスの領収書が届いた」
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20250520_1.html
皆さん、詐欺には気を付けて、安いお米を美味しくいただきましょう。

お役立ち！小ネタコーナー

我々スタッフの思いつくちょっと便利な技や生活の知恵など、本文やテレワーク
とは関係の無いコーナーです。こちらはこちらでお役立てください。

2024年7月3日に新しい3種類の紙幣の発行が開始され、
一万円札には渋沢栄一、五千円札には津田梅子、千円札には北里柴三郎が
描かれていますが、「お札に人物が描かれる理由」を皆さんはご存知でしょうか。

≪理由その1≫
人間の目は人の顔や表情の僅かな違いにも違和感を持つという特徴があることから、
お札を手にした人が偽札を判別できるようにするため。

≪理由その2≫
その国のよく知られた政治家や文化人、有名人などを描き、
その人物の業績などを再認識して親近感を持ってもらうとともに、
銀行の紙幣自体についても認識を深めてもらうため。

ちなみに、
日本のお札で最も多く登場した人物は「十七条の憲法」を制定した聖徳太子であり、
7回も登場しているのだそうです。

それではまた！