中小企業のテレワーク導入・運用支援|株式会社三晃堂

外部施設の利用(ワークスペースの確保)

01.多様化する働き方

多様化する働き方の中で「会社に出勤する」という当たり前が変わって来ています。
テレワークを推進するにあたり自宅で仕事する方もいらっしゃるかと思います。ただ、自宅で仕事をする場合はどうしても「人の目」がないのでサボりがちです。また、プライベートと仕事のメリハリを付けることが難しく生産性やモチベーションの維持が難しいです。このページでは自宅以外で仕事をするにはどのようなスポットがあるのかなどを紹介します。

02.コワーキングスペース・シェアオフィス

コワーキングスペースとは固定席などを持たない「フリーアドレス型」のカフェのようなスペースです。
ビジネスマンが多いため、Wi-Fiやプリンターなどを設置してあるオフィスが多く、フリードリンクやイートスペースがあったり、1日中快適に過ごすことが出来ます。
カフェやファミリーレストランを利用した場合は長時間の滞在でお店のスタッフや周りの目が気になってしまうことも多いと思います。
また、都内のカフェではお昼時は混雑して席の確保ができなかったりもします。
コワーキングスペースでは時間単位(ドロップイン)での利用や月契約などがあるので必要な時間または自由な時間など、自分の都合に合わせた利用が出来ます。
また、月契約のコワーキングオフィスでは人数を制限したりしているオフィスが多いので「混雑で利用できない」なんてことはほとんど起きません。
コワーキングスペースは現在、急速なペースで全国に増えています。
見学などを受け付けているオフィスも多くあるので検討中の方は実際にオフィスを見て自分の働き方に適しているかを見極めましょう。

03.図書館

図書館も仕事ができるスペースの一つです。
小さい図書館ではPC使用エリアがなかったり、Wi-Fiがなかったりするので不向きです。
ただ、大きな図書館ではPC専用エリアやWi-Fiの利用もできるので快適に仕事をすることができます。
日本の代表的な図書館を紹介します。

国立国会図書館(東京都千代田区永田町)

日本で発行された出版物は、法律で国立国会図書館に納本することが義務付けられており日本で発行された本が、ほぼすべて揃っています。
利用料は無料で駐輪場はもちろん、無料の駐車場もあります。
作業環境はWi-Fiはもちろん、テーブル席が膨大にあるため、席の確保ができないということもほぼありません。
休憩時には食堂があるため1日中外出することなく作業ができます。
また、最初に述べたように日本国内のほぼ全ての本がこの図書館には存在しており、仕事で煮詰まった時などに本を参考にしたりしながら仕事を進めることも可能です。

04.カフェ・ファミリーレストラン

都心のカフェでは仕事をしている姿をよく目にすると思います。
カフェもファミレスはどこにでもあり、無料Wi-Fiも電源席も用意されていることが多いので利用している方もいらっしゃるかと思います。
ただ、難点なのが混雑と長居しづらいところです。
お昼時などは混雑で席の確保ができなかったり、待っているお客さんがたくさんいらっしゃると気まずい気持ちになってしまうことも多いと思います。
仕事に集中してくると数時間はあっという間に過ぎてしまうのであまり長くなってしまう作業には向いていません。
短時間でパッと集中してできる作業はおすすめです。